ズボンパンツの巾を広く太くする方法。着ない服いらない服をリメイク
ズボンのお直しアイデアが浮かんだのでちょっとリメイクしました。
ズボンの巾を細くする方法はよく耳にしますが、その反対の太くする方法はあんまり聞かない。
そりゃそうだ。同じ布を揃えるなんて無理に等しいですしね。
でも「まち」をつける方法なら装飾の意味で横ラインをつけるような感じでアレンジしてみました。
ネットショッピングの失敗例です
利用期日が迫ったポイント消費の為に
購入したスキニーパンツ。
[L]と表記されてますが、ふくらはぎまでは入りますがそこからが全然入りません。
ストレッチは効いてますが、絶対に入らない領域です。
レビューをみたらちらほらと私と同じ現象の方がいらしてた・・・。
私が特別太いわけでもないみたいです(笑)良かった~。
細いズボンをどうやって太くするか考えます
まずは自分の脚の周囲を測ります。
ズボンを穿いた状態で計測しました。
太ももの一番太いところ
膝上5㎝ぐらい
足首の回りの3ヵ所測定しました。
次ははいらなかったズボンの同じ3点の場所を計測します。
そこから自分の脚が何センチ
入らなかったかを計算します。
たとえば
自分の脚太もも:50㎝
自分の脚膝上5㎝:30㎝
自分の足首:25㎝
入らなかったズボン太もも42センチ
入らなかったズボン膝上5㎝:25㎝
入らなかったズボン足首:23センチ
太ももの差:8㎝
膝上5㎝の差:5㎝
足首の差:2㎝
となりました。
これを脇と内股部分にマチをあてて太くしていく計画を立てました。
マチってなぁに?
衣類や袋物で、動きを楽にしたり、幅やあつみが足りないところに付け加えられる布のことです
衣類の場合だと装飾を兼ねるのも良いそうなので、
脇と内股に「まち」を入れることにしました。
この「まち」は脇だけに入れるのもいいんですが
私は入らなかった分量が多いから
内股にもマチをいれないとバランスが悪いのです。
ということでほどく分量も多くなるということです(泣)
用意した布
このパンツは表面が花柄のパワーストレッチが縫いこまれた黒いストレッチ素材。
裏がシンプルな黒ストレッチ素材です。
ヤフオクでこの花柄そっくりなパワーストレッチの生地を見つけました。
パワーストレッチってなぁに?
縦横ななめに高いストレッチ性があって、スポーツする人のタイツやウエアに、
あとダンス衣装とかにもあります。
女性だとガードルやコルセットにも使われている素材です
だけれども1050円の商品に北海道までの送料が1700円。
送料の方が高い。
この発送方法しか選べなさそうだから泣く泣く断念。
同じヤフオクさんで、シワ加工されたパワーネットならリーズナブルで
メール便対応だから、そちらを購入することにしました。
作り方
まずは脇と内股をほどいて別々に切り離します。
このほどくのが一番面倒な作業でした。
購入したパワーネットを↓のように
さっき計算した入らなかったサイズ分裁断します。
- 太ももの差:8㎝
- 膝上5㎝の差:5㎝
- 足首の差:2㎝
一枚だと透けるので2枚を1枚に見立て使います。
この裁断した布は↓の図のように
脇と内股に真ん中にはさむように縫い合わせします。
そうするとこんな感じになります↓
アイロンで落ち着かせる前ですけど
ジャージのようなライン風になりました。
黒といっても黒にも何種類もありますからね。
この黒は濃いグレーにも見えます。
このパンツは元々スキニーデザインなんですけど、
スキニータイプに直すのは、膝あたりから下のライン取りの型紙が難しいんです。
だからズボンはストレートにし、ズボンの裾にゴムを入れて
ジョガーパンツ風にしました。
まとめと着画
ヒザまでで止まっていたスキニーパンツが
横と内股に「まち」とよばれる動きを楽にしたり、
幅やあつみが足りないところに付け加えられる布を
挟み込むことでジャージラインのような装飾の感じにもなり
裾のジョガーも手伝ってスポーツ風にリメイクができあがりました。
材料費といえばパワーネットが1.5m購入して1400円ぐらいです。
またあと1着ぐらい作れる分が残っているので
700円ぐらいでしょうか。
パンツが1300円ぐらいだったから1着2000円ほどです。
ほどいたりするのが手間でしたが、
なんとか着られるようになったので活躍させたいと思います。
今回も最後までお読みくださりありがとうございました。
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