ゴブラン柄のフリルジャケットを手作りハンドメイドで作る方法!ソーイング本の型紙で
このジャケットを作るきっかけは
で、ジャケット作りに使用した洋裁本とは?
使用した布
作り方
実物大型紙を写して裁断します。
- 前身ごろ
- 後ろ見ごろ
- 袖
- 袖フリル分の生地
縫い代の始末をする
この本は切りっぱなしでも作れるように説明してくれています。
ですが、私の用意したのは本で紹介している生地でもないし、
ゴブランの生地はとってもほつれやすい生地でした。
後ろ中心と肩を縫います
脇を縫ってもいいんですが、この後フリルを付けやすくするように
個人的に脇はフリルをつけてから縫いました。
リボン作りをします
リボンをつけるところを計測し↓(赤のラインです)
本にはその長さ×1.5倍のテープを用意すると書いてあります。
でも私は1.6倍で用意しました。
計測しますと、
見頃側が115cm×1.6=184cm
袖口が25cm×1.6=40cm
これが2本ですから40cm×2=80cm
184cm+80cm=264cmのバイアス裁ちした生地を用意します。
ちなみに幅は4cmです。
でもロックミシンで少し布を切り落としながら巻きロックしていくので
出来上がりは3.5㎝ぐらいになっていると思います。
このバイアス裁ちした布の下から7~8㎜のところをぐし縫いしていきます。
ぐし縫いって?
並縫いをごく細く縫うことで、運針ランニングステッチと同義で袖山のいせ込みや伸び止めなどに用いられます
全部で3メートルちかくある布をぐし縫いするのは単調な作業ですが少し大変かもしれません。
ミシンでぐし縫いする方法もあるのですが、
やはりこの長さをミシンですると、布を縮めている間に糸が切れてしまいます。
面倒ではありますが、少し太目の糸で手でぐし縫い(細かな並縫い)をしていくと失敗がないです。
見頃側だと184cm用意したバイアス布を115㎝まで縮めてフリルを作ります。
袖は40㎝のを25㎝まで縮めてフリルを作ります。
バイアス裁ちした布を縮めたら糸を縫ったところにアイロンを当てるつもりで
波打った縫い目を落ち着かせる感じにアイロンの縁をあてて落ち着かせていきます。
こうすると、とっても縫いやすいですよ。
縫い縮めてアイロンをあてたフリルを見頃だと赤い線の部分に縫い付けます。
同様に袖ぐちにもフリルを縫いつけます。
フリルをつけた袖の脇を縫い、
そして脇を縫います。
見頃と袖を縫い付けて袖の縫い代始末をしますよ。
裾を縫ったら出来上がりです。
完成しました。
着画と感想
このジャケットの着た感じは好きなんです。
袖にはいせ込みがあって、ふんわりした袖山が肩ラインの内側に入ってくれるから
肩幅が狭く見えるんです。
私は身長164cmでいかり肩の持ち主です。
いかり肩の方はこういうカチッとしたジャケットが似合うはずなので、
サイズ感もちょうどよいなぁと思ってました。
丈感も若干短めなのでスカートにも合うはず。
ただ、最初の見た目のインパクトでいうと、本で見た感じは無地にフリルだから良い感じに見えたのでしょうねぇ。
ゴブラン生地で作ると、フリル感がプラスしてちょっとしたお出かけ服に見えます。
どこのマダム!?
見てのとおりこんな山に住んでいて鹿さんやキツネさんがご近所の日常では
ちょっとマダム感出すぎ(笑)
私はもっとカジュアルに着たかったんです。
もっとカジュアルダウンするには?と考えました。
前立てのフリル部分を内側に折ってボタンかファスナーにする方法にすると
すっきり見えることに気付きました。
これね、写真ではあまり変わりないように見えるけど、
実際は(写真左)フリルがあるとかなりコテッとした見た目なんです。
(写真右)こちらはすっきりしてだいぶカジュアルダウンしてます。
このフリル付け、けっこう大変だったし冒険したけれど、
普段着に活躍させたいから、お直ししようかと材料を揃えてきました。
またお直ししたらこちらで報告させてくださいませ。
まとめ
今回は「切りっぱなしのかわいい服」渡部サト(著)より
『フリルのノーカラージャケット』を制作しました。
生地はゴブラン柄でインテリアのクッションカバーとかに使えそうな若干硬めの生地を使用。
洋服ジャケット作りに使用したいから、2回洗濯機にかけしっかり生地のノリを洗い落とし、
柔軟剤をかけて柔らかい感じにしてから使用しました。
フリル作りは少し手間がかかるけど、ちょっと他にはないデザインに挑戦したかったので冒険したんです。
個人的にはこのフリルのジャケットは
無地にフリルはめっちゃ合う!と思うけど、
柄物には向かないと思います。
適度なカジュアル感を出して着ないとやりすぎ感が出ちゃうことに気付きました(笑)
なので、物資が揃ったら少し手直ししてこちらで報告させていただきますので、
よろしければまた覗きにきてくださいね!
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