肩幅広め・いかり肩の体型カバーできるレディースハンドメイド大人服の作り方
私はいかり肩で肩幅が広いのが悩みなので体型カバーできる方法をずっと探して試行錯誤しながら服作りをしています。
骨格診断の本も何冊か、女性ファッション誌も特集があれば読みました。
Vネックの持つ魅力
いかり肩の体型カバーの方法はいろいろあるんですが、いかり肩に似合う服の形は深めのVネックカットソーです。
鎖骨デコルテを出すことで顔回りがすっきり小顔に見えるんです。
丸襟だとカジュアルさが出ますが、Vネックはカジュアルだけどエレガントさや上品さも備わった感じに見えると思うのです。
なぜ深いVネックかというと普通のVネックでは方幅に見頃が持っていかれて、丸襟やボートネック風に見えてしまうんです。
ボートネックはネックレスでもしない限り、いかり肩さんの禁止アイテムですからね。
一枚でさらりと着られますし。本当に重宝アイテムなのです。
私は手作り服を作るきっかけというのも、市販の服ではなかなか探せず、探したところで経済的にもあまりよろしくないので、リメイクするところから出発したのです。
Vネックカットソーの型紙を作る道のり
無料型紙で深Vネックカットソーを作る方法もありますが、
今回はのちのちデザインをプラスしていくためにラグランスリーブの製図で作ってみたかったんです。
ラグランスリーブも子供用や丸襟タイプのはありますが、Vネックってなかなかないので自作してみたんです。
ラグランスリーブの製図を引くにあたり、参考にしたのがこちらの本
 |
洋裁―製図の書き方から部分縫いまで (ブティック・ムック (No.336)) 中古価格 |
今までもVネックが好きでカットソーを何枚か作ってきました。
厚さ３センチぐらいある製図の引き方や部分縫いの方法がのっています。
ラグランスリーブの製図は難しいですね。
すっごく時間がかかりました。
文字と数字を見てクラっときた( ;∀;)
この製図の方法でそのまま作ったのでは袖だけがダボダボなんです。
何か間違っているのだろうか？何度確認してもこうなる。
それなりに分かる範囲で補正してみたんだ。
それで制作してみたんだけど、ん～やっぱり納得はいかず。
それで、再度もう一回型紙を作ってみたの。
もう、投げ出しそうになりました（泣）
その製図でいろいろ改良しながら作った服がこれから紹介する５作品です。
ベーシックな淡いグレージュのVネックカットソー
生地：イオン系の手芸店パンドラハウスのニット着分コーナーにて500円
ジーンズ：ユニクロ スリムボーイフレンドフィットアンクルジーンズ
袖がレースで襟ぐりがほどよいドレープ感あるVネックカットソー
一枚目の改善をしたところがこちら↓
自分の画像にいたずら書きみたいな感じになってしまいましたが、真面目に説明します(笑)
黒点⇒ラグランのそでラインを少し内側に入れたのと襟ぐりも広くしてみた
青点⇒二の腕から肘下ラインまで袖幅を細くした。
赤点⇒ウエストラインをシェイプした。
緑ライン⇒裾リブの太さと幅を少し変更（裾リブの始まりが腰骨にくるように）
それがこちらです↓。
手直しをして襟ぐりにドレープ加工をしてみたんだけど、
思ったのとなんか違ったな、と。
でもこの感じは好きなので面白いデザインができました。
あまり写真だと変化は感じられないかもしれませんが一応before＆after写真も作ってみました。
完成を目指してあと少しです。
袖レース:GUレースキャミワンピXLサイズを190円で購入したのをリメイク
見頃：生地のカナリヤ札幌エスタ店1着分1280円
ジーンズ：ユニクロ ウルトラ ストレッチジーンズ
beforeで着用しているジーンズ：ユニクロ スリムボーイフレンドフィットアンクルジーンズ
ショートブーツ：リゲッタカヌー
うっすらとゴールドが散りばめられたブラックVネックカットソー
生地：イオン系の手芸店パンドラハウスにて着分ワゴンコーナーより着分500円でした。
この生地はなんと500円というお得さで購入できました。
これは前回の型紙を直して、そのまま使った感じです。
これなら自分の思っている感じに出来ていると思う。
インナーの黒がVネックより上に上がっているけど、襟ぐり具合もちょうどいいと思う。
やっと理想の形になりました。
このVネックニットカットソーはスカートにも合いますよ。
花柄と黒ニットのコンビネーションがポイントのVネックニットカットソー
トップスとボトムスを作りました。
↑こちらで紹介した花柄のキュロットスカートの生地を見頃に使用し、
先ほどの3枚目に使用した黒ニットを袖に使用しました。
花柄ニット：ニット工房さん
（現在その品物は無いようです）
ブラックニット：イオン系の手芸店パンドラハウス
落ち着いた感じのシルバーラメが入ったVネックニットカットソー
こちらは、だいぶお気に入りの感じに作れるようになってきたので、
友達の家に招待されたので、手土産として制作してプレセントしました。
シルバーのラメが入っているので、近くで見るとキラキラしています。
ゴージャスな感じが友人の印象にぴったりだと思います。
まとめ
最初の型紙を作る時に大変な思いをしたことなんて忘れるぐらい理想の形に近づけて制作できるようになりました。
Vネックニットカットソーは重宝する一枚になると思います。
この型紙からいろいろ応用バリエーションをきかせて作ってみたい形もあるんです。
この製図はオリジナルなので、
もし作るとしたら無料型紙で作る方法もあります。
この型紙をお分けできればいいのですが、何せ方法がわからないのです。
PDFに保存するとかまではできるけど。
もし気になった方がいらしたらメールで問い合わせしてみてくださいね。
何かいい方法があればお分けしますので。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
