【ハンドメイド大人服】茅木真知子の大人用レディスベストを100均の布で手作りする方法
ソーイング本の茅木真知子(著)【好きな布で作る服】よりシンプルな形のベストを作りました。
生地はセリアのフリークロス3枚から作ったんですよ。
茅木真知子さんの作る服はベーシックなデザインが魅力です。ベストはとっても重宝する一枚になります。
ベストを作るきっかけ
私が洋裁をするのを知っていてとても仲良くしている方と一緒に買い物をしてたんですけど、
セリアに寄りフリークロスを手にとって「色が素敵よね」とか話していたら
「ベストとか作ったらいいんじゃない?」と提案をしてくれたことがきっかけでした。
(その後、クロスや資材等購入してくれました。ありがとう(o^―^o))
フリークロス一枚あたりの大きさなども考慮してどんなベストを作るのかを考えます。
使用した布について
表生地
セリアのフリークロス(ダンガリー系)
青とグレーの中間のような淡い大好きな色です。
ちょっと麻が入っているのかな?と思いきや、表示を見ると綿65%ポリエステル30%レーヨン5%なんですよ。
麻っていう感覚は間違いなのかもしれませんがザクザク太目の糸が組み合わさったような感じの布です。
一枚あたりの大きさは88㎝×45㎝です。
これを3枚購入しました。
一応のために4枚買っておいたほうがよかったかな、って思います。
裏地は光沢あるゴールドベージュのサテンっぽい生地です。
購入先は『ファッション市場サンキ』(札幌)にて着分99円でした。
これは2着分買ったほうがいいです。
私は下に書きますが、間違ってしまったけど、前後とも表地と同じ分の生地が必要です。
参考図書:茅木真知子さんのソーイング本
フリークロスの大きさを頭に入れながらも
図書館へ行ってどんなベストを作ろうか、本探しです。
フリークロスは88×44㎝なので普通に生地を買う場合と比べたらそんなに幅広じゃありません。
必然的にそれなりに細めのベストを作ることになると予想されるので、いろいろ探しました。
そしたらありました。 こちら↓の本です。
好きな布でつくる服 | ||||
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こちらの本の中から『ウールリネンのベスト』を選びました。
この製図ならフリークロスを継ぎはぎしなくても一枚にちゃんと型紙が入ってくれました。
作り方はきちんと書かれておりましたが、私は読み足りなくて失敗したところがあるんです。
皆さんはこんな失敗をしないように説明しますね。
失敗を繰り返しながら作りました
ベストは昔々縫ったことがあったのでね、 すぐに出来るかと思ったんです。
なぜか、裏地は後ろ見頃だけなのかと思っていて、見返しとつなげて説明どおりひっくり返そうとしても全然うまくいかないんです。
2回ほどきました。
そこで、よぉくよぉく説明を読んでみますと 前身ごろも後ろ見頃も裏地が必要だったんです。
見落としてました・・・Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
私は後ろ見頃しか裏地を裁断していない。
ここからは自己流パワー炸裂。 なんとか縫い上げました(;'∀')
太目の糸が交差しているような生地なので、なにせほつれます。
2回もほどき作業しているうちに脇の生地がほつれ、若干細めになってしまいました。
なので前が締まりません・・・。 パツパツです( ´艸`)。
薄手のインナーを着れば第二ボタンだけはしまりますけどね。
ほとんど前を開けて着るからいいかな、ってことで。
ボタンについて
この生地に合うボタンが思い浮かばないし、ボタンを多く取り扱っている店もありません。(田舎町なので)
ボタンに迷ったので、
セリアでクルミボタンキット(これも100円商品)を買ってきてつくりました。
ボタンは後からでも取り替えられますからね。
着画・コーディネート
この青とグレーが混ざったような色合いは持ち服がけっこう持ってるから合わせやすいです。
ジーンズ👖でもスカートでもベストを着る場合は上から下まで同系色でまとめるといいらしいです。
縦にほかのコントラストの反対の色を入れると横に分断されて腰あたりが大きくみえるんですって。
一番上の着画写真に穿いているロングスカンツでも↓(自作)
着画の黒い帽子はこの記事↓に制作のことが載っています
こちらの記事でもこのベストを着ています。よかったら合わせてお読みくださいね。
重めのボトムスでも
上半身ががっしりしていても
これ一枚はおるだけで、全体的にしまった感じがするからお助かりアイテムです。
あとインに着るお洋服で季節も問わないですしね。
まとめ
制作費を出すとしたら
フリークロス:324円
裏地:99円
クルミボタン3個:31円
接着芯:20円ぐらい
合計:474円
ワンコイン出してもおつりがくるくらいでベストが作れちゃうわけです。
お財布に優しくできました。
苦労してもあきらめず作ってよかったです。