【動画あり】ジーンズやズボン裾のリメイクアレンジ脇にファスナーを付けてお直しする方法
今回はジーンズの裾アレンジで脇にファスナーを付けました。
「スキニーの裾が細くてキツめに感じるとの事で脇にファスナーをつけたいのです」とお直し依頼を受けました。
リメイクする様子を綴りたいと思います。
用意した物
白いビスロンファスナー20センチです。
ビスロンファスナーとは
プラスチック製のファスナーです。
“ビスロン”はポリアセタールやナイロン、ポリプロピレンなどの樹脂をエレメントとしてテープに射出成型したファスナーです。
このね、ビスロンファスナーの２０センチって店頭では見たことがなかったんです。
４０㎝ぐらいからなら売っているのですが、２０センチでも売ってるなんて知らなかったです。
いい事を覚えました。
作り方
ファスナーに少し加工します。
先の方は少し折ってミシンで留めて
下の方は肌ざわりの良い布でくるむように縫っておきます。
ジーンズの脇をほどきます
外側の脇にファスナーをつけるけど
両脇と裾をほどいておく必要があります。
外側の脇の縁かがりをする
縁かがりはロックミシンでしましたが、
家庭用ミシンのジグザグミシンでもできます。
ロックミシンの出た糸は針に通して縫い目の中をジグザグ縫うようにするときれいに処理できます。
ジーンズとファスナーを付ける準備をする
ファスナーとパンツに同じく一定間隔で印をつけて、合わせていきます。
水で消えるチャコペンを使いました。
白なので跡がついてはまずいのでなるべく早くおとしてあげます。
この時縫い代だけに合わせます
縫う時はファスナー押えに替えて縫っていきます。
上糸が白、下糸が青にして糸調子を合わせて縫いました。
ステッチをかける
今度は表に返してアイロンをあて、
表からステッチをかけます。
この時は上糸が青、下糸を白にして縫いました。
これでファスナーが付きました。
裾を元に戻す
裾はステッチ糸が違うので
糸を変えて縫います。
反対側の脇を縫い、縁かがりをする
反対側もほどいているので元に戻します。
直線縫いをして縁をロックミシンをかけていきます。
これでできあがりになります。
before＆afterはこんな感じになります。
出来上がり写真で紹介
出来上がりの裏はこんな感じになります。
縫い目を同色仕上げにしたので、ファスナーを開いても自然な感じになってます。
スキニーが少しきつめということでファスナーをつけたことによって
1.5センチから2.0センチ広くなってます。
ファスナーを開閉すれば脱着もスムーズですよね。
全体的にはこのような感じになります。
とってもカッコいいですね～。
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制作動画はこちらになります
まとめ
ファスナーを付けるだけですっごくカッコ良くなりました！
ここにコントラストの違う白をもってくる発想が素敵ですよね。
なので私も希望にお答えできるようにがんばりました。
コントラストが違うファスナ―を使う時は
上糸と下糸を替えて糸調子を整えて縫ってみるといいと思いました。
これ、家庭用ミシンでもできます。
ちょっと細めのスキニージーンズも
ちょっとデザインに飽きたりした時も
この作戦一つで見違えるようになります。
お客さまにも喜んでいただけたので本当に嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
