ソーイング・ハンドメイド大人服の体型カバーコーデ。洋裁型紙・本の紹介

リブ付きスウェットパンツの裾上げの仕方とは?家庭用やロックミシンの使い方

2019/03/08
 
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はじめまして。洋裁ブログ 『Foppish Forest』管理人のりえと申します。 ハンドメイド大人服や子供服を制作しております。 体型カバー服コーデ(いかり肩・肩幅広め・出産、年を重ねる上での悩み)&節約できる物つくりとライフスタイルを目指しています。

スウェットパンツのリブ付きの裾上げをできると、カットソーの袖口や襟、裾にも応用ができるから便利です。

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実はユニクロ製品のお直しの依頼も結構な数をこなしています。家庭用ミシンとロックミシンを使う場合の両方でもできますよ。

今回スウェットパンツの裾上げを依頼されました。
お子様の発表会の衣装で使うとの事です。

やってしまえば意外と簡単なのです。

家庭用は少し自己流が入ってしまいますが、機能的には何ら影響もないため(外見的に着られてOKタイプなので)私と子供服はこの方法で作っています。

まずは必要な道具

家庭用ミシン

通販生活で売っているアックスヤマザキの山崎範夫のミシンです。
型式AG-002NHC
型はだいぶ古いです

ロックミシン

JUKI collection 344D
これも長いこと使っています。

ウーリー糸

ロックミシンに使う伸縮性のある糸

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感想(36件)

水で消えるチャコペン


白ですし、人様のお洋服なので水で消えるタイプを使って汚さないように。

メジャー


丈を計ります

 

ゴムベルト3.0センチ幅

裾に使います

ハサミ、ロータリカッター

裁断するのに使います。

 

作り方

総竹を45センチにしたいのです。

リブの長さをはかってみると、
4センチあるので

見頃を41センチ+縫い代1センチ=42センチ
見頃側はまた下42㎝必要です。


布を測る時は残った布のサイズを下から測って上げると間違いないです。

既製品のリブの長さは4センチなんです。

リブとは
編み地の名前で横の伸縮性が大きいため、袖口や、靴下、襟ぐりなどに多く用いられます。

既製品のリブは裾がしぼまっているために上部の長さと合わず、
今回は使えないので、裁断して余った布からなんちゃってリブを作っていきます。

リブの幅と縫い代を計算すると10㎝の長さのリブを裁断する計算です

この布の裾幅は35センチでゴムは30cmです。

リブのように裾をクシュっとするのは布とゴムの差が5センチあることになります。

生地によって布とゴムの差は違いますが、スウェットはこのぐらい分量がちょうどいいのかな、と思います。

過去スウェットパンツを縫った経験より

無料型紙でハンドメイド♪女性用オリジナルスウェットパンツを簡単に作る方法

リブ作りに使用する布の中にゴムをはさめていきます。
縫い付ける前にゴムがずれないようにかるくしつけをしておくといいと思います。

しつけとは
仮縫いのため、あるいはミシンでの本縫いに布を閉じ合わせる方法
軽く縫っておくことですね

本体の裾とリブを合体させます。

ポイント
本体とリブの長さは5㎝ほど違いますので、ちょうどいい具合に伸ばしながらつけてくださいね。
リブがうまくいくと格好良くなりますよ。

伸縮性のある生地で家庭用ミシンを使う場合とロックミシンを使う場合

ニットにはニット針とニット糸を付けるのが一般的だと思います。

私もそうできればいいのですが、

一点一点布に合わせてニット用の糸を買ったりするのは面倒ですし、経済的にも地味に結構な負担になります。

なので、解決方法として

伸縮性のある生地で家庭用ミシンを使う場合、

普通のミシン糸と針で
直線縫いのところは一番ふり幅の狭いジグザグ縫いをします。

一番いいのは三重縫いです。

一つ前の家庭用ミシンには三重縫いという機能があって伸縮縫いや布目補強の役目をしてくれてたのですが、現在のミシンには「三重縫い」がないので一番目の細かいジグザグで代用してます。

そして布端始末はもう一つふり幅の大きいジグザグをします。

見本の写真はまったく違う色のミシン糸を使ってますが、同色のミシン糸を使えば全然目立たないですよ。

ロックミシンを使う場合は既製品の縫い目に近い感じになります。

 

伸縮性のあるロックミシンを使う場合

ちょっと家庭用ミシンの縫い目とは違います。

既製品に似た縫い目です。

ロックミシンはやはり良い物だけれど、家庭用ミシンでもちゃんと機能面では劣ることはないと思っているんですけどね。
実際家庭用ミシンでニットを沢山縫っていますし。

ですが、人様にお渡しするものなので今回はロックミシンをします。

どちらの方法でも縫い合わせはできます

軽くアイロンを当てたらできあがりです。

まとめ

本当は最初からついていたリブを使えればよかったのですが、

幅の長さの差がありすぎてつけられません。

たまたま多く布が余ったのでそれをリブ代わりにする方法で作ってみました。

リブを買うにはお高いですからね。

ブログには載せていませんが、実はこの方法で何枚も縫ってきています。

これはスウェットだけじゃなくて袖やトップスの裾にも応用できますので、リブ方法ができると見た目に市販製品と似た近い感じにつくれます♪

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