厚地生地や革のバネホックのスナップボタンが付けられない?打ち方のコツと使い方
レザークラフトで革を使う時、厚地の服にバネホックのスナップボタンを付けるのってけっこう難しい。
今回いろんな出来事が重なりなかなか苦労しました。
おかげでそれはそれは上手になりましたけれどもね(笑)
工程は頭ではわかっているんです。
でも実際やってみなきゃわからないことってあるもんですよ~。
二度と失敗しないように書き留めたのを記事にしました!
参考になると思いますので是非読んでみてください。
コインケースを作った記事はこちらです↓
バネホック スナップボタンの付け方
動画に記録してみました。
こういうのは動画の方が作り方が伝わるかと思いますので
参考がてらご覧になってみてくださいね。
以下のブログ記事でもくわしく説明しています。
使用する道具
バネホック スナップボタン
バネホックのスナップボタン15mmタイプです。
回転式穴あけパンチプライヤー
レザークラフト用の穴を開ける道具もしくは「回転式穴あけパンチプライヤー」
という商品名でホームセンターなどに売っています。
値段もいろいろですが、1000円以内では購入できるはずです。
ネットで購入になってしまいますと単品では送料無料になるのは、かなり難しいし、
メール便も探し出せたとしても、めちゃくちゃお高い!
ホームセンターには必ずある(こんな小さな町にもあるんだから(笑))のでお店で買ったほうが断然お得です。
購入した打ち具の中にも穴をあける道具は入っていますので、あえて購入しなくても大丈夫です。
ただ、一回一回金づちで打ち付けるのが面倒なので穴あけパンチフライヤーを使うと便利なのです。
かなづち
打つ面積が広いほうが使いやすいです。
女性だったらなるべく打ちやすいほうがいいですもんね。
打ち具
今回アマゾンで購入しました。
同じメーカーの同じ商品がヤフーショッピングでは送料無料でも1500円から2000円ぐらいします。
アマゾンでは71%オフの615円でした(送料無料)
もし購入する方がいらしたら↓のアマゾンボタンを押して
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【Sumnacon レザークラフト ホック打ち具 ハトメ 万能打ち台 革細工 打ち具 道具 11セット】
と検索すると同じ商品にヒットしますので、お得に購入できます。
バネホックスナップボタン付け方
まず穴を開けたいところに印をつける
回転式穴あけパンチプライヤーで穴をあけます
15mmバネホックスナップボタンの説明書を読んでいますと穴は2mmを推奨しています。
私は4.5ミリで穴をあけました。
2mmならちょっと狭くて作業しずらいんじゃないかな?って気がします。
個人的には広めに開けたほうが作業しやすかったです。
ちなみに4.5ミリの穴でも開閉する時に外れてきそうになったりは全くしませんよ。
まず下部の受ける方のボタンからつけていきます。
まず使う打ち具の説明からしますね。
アマゾンで購入した打ち具の番号を控えてみました。
大・中・小があってどれも規定は一緒だと思われます。
今回使用したバネホック スナップボタンは15mm
ホソとゲンコの組み合わせで使用する打ち具⇒831
ヘッドとバネの組み合わせで使用する打ち具⇒633
一緒の番号で統一するのがいいと思われますが、私の場合はうまくいきませんでした。
何度も練習した結果、この組み合わせにたどり着きました。
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話は戻りまして打ち付け作業をしていきますね。
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凹凸でいうと私の説明では凸←こちらの部分だと思ってくださいね。
穴を開けたら革の内側から「ほそ」と呼ばれる先の突起した部品を入れます。
その上から「ゲンコ」と呼ばれるうえが山になってるような部品をかぶせます。
平になってる打ち具の上にのせて
ゲンコをすっぽり被せる打ち具をのせて金づちで打ち付けます。
できました。
次は表になる押す方のボタンをつけます。
表からヘッドという部品を差し込みます。
その上からバネという部品をかぶせます。
バネをかぶせるとヘッドのさしこんだ穴が見えます。
その穴を金具で広げて「バネ」と固定する作りです。
打ち具をお皿のような面に変えて置きます
633番を差し込んで金づちでたたきます。
そうするとできあがりです。
どこがバネホックボタンを付けるのが難しかったか
セットになった打ち具ではなかなか失敗の連続でした。
他のサイズのセットならうまくついたボタンも15ミリになると付かないとか
凸の部分がうまくつかないとか。
おそらく厚みが少しでも出ると押し付けようとするのか打ち具の棒がなかなか刺さってくれません。
凹凸どちらもしっくりこないんです。
もういろんなテストをやってこの形になりました。
スナップボタン・ドットボタン・アメリカンホックの違いって?
スナップボタンとは
今回のボタンのことです。
衣類などの合わせ目を留めるためのもの。凹凸が一組になっていてバネの膨張作用によってボタンが合います。
打ち付けるタイプのスナップボタンで思いつくのはジャンパーとかブルゾンについてますよ。
私のライダースジャケットやおにいちゃんのヒザまでくる冬用ジャケットとか。
パチンと留める力がそんなにいらないから衣類に使われることがおおいです。
ドットボタンとは(ジャンパーホック)
ドットは「点・水玉」の意味で、丸い金属製のスナップ型ボタンの事。下側が凸型で上側が凹型になった金属性のスナップ型ボタンのこと。
以前ドットボタンを使ってショルダーパットを作った時にドットボタンを使いました。
どちらも同じボタンであることには変わりありません。
どちらかといえばドットボタンはしっかり付くためにボタンの開閉がスナップボタンよりは若干チカラがいるんです。
こちらは大型バッグのホックとか強度が欲しいバッグや日用品についていることがおおいです。
個人的にはそんな感じで使い分けしています。
ショルダーパットの記事はこちらです↓
ドットボタンの付け方のページはこちら↓です
アメリカンホックとは
こちらはスナップボタンと同じですが、素材にとがった部分を差し込みして使うタイプです。
今回このタイプも実験してみたんです。
こちらは革や合皮によほど薄い物ではない限り差込みできませんでした。
革でも合皮フェイクレザーでも何かにつけたいと思っても打ち付けるタイプを使ったほうがいいです。
まとめ
打ち付けるスナップボタンはレザークラフトやジャケットなどの少し厚手の物には必要になってきます。
レザークラフトや革・合皮フェイクレザーを扱うような小物作りでも「打ち付けるバネホックのスナップボタン」付けは避けては通れない道だと思うんです。
いろいろ原因が重なり、セットになっているボタンと打ち具の相性が合わず打ち具も購入したり。
でも勉強になりました。
自分が見返しても大丈夫なように記載してみました。
打ち具はアマゾンさんから購入するとお得ですし、
バネホックのスナップボタンの付け方も動画に残しました。
今後も作品作りで失敗確率が少なくなるはずです(^_-)-☆
本日も最期までお読みいただきありがとうございます。
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