水野佳子【伸縮する縫い方の基礎】よりカシュクールカットソーを手作りする方法
個人的に大好きなデザインのカシュクールカットソーをつくりました。
襟元のデザインがVネックのラインが作られるので、いかり肩や肩幅広めのお悩み体型カバーの役割をしてくれるし、なにせこのデザインがすきなんですよね。
参考洋裁本【伸縮する縫い方の基礎】
伸縮する縫い方の基礎 ゴム通し、シャーリング、リブつけetc. [ 水野佳子 ] 価格:1,512円 |
まさに、私が探し求めていたデザインです!
文化出版局 「伸縮する縫い方の基礎」水野佳子(著) という本です(図書館で見つけた)
使用した生地の紹介
どうしても見本の写真の感じにしてみたくて、手芸店をあちこち覗いてはチェックしてました。
そうしたら見つけました!
北海道に7店舗あるヤーンショップ藤さんの着分ワゴンセールのカゴの中にありました。
柔らかいニット生地でゴールドのラメが華美すぎない程度に入っています。
2mカットで1480円。
私にはちょっとお高めの値段設定に悩みましたが、どうしても作りたかったので購入しましたよ。
この生地でもう一つ服を作れました。
どちらも毎年大活躍の服なのでとってもいいお買い物になりました。
この生地の2作目はこちら↓
制作記録メモ
この作品は家庭用ミシンで縫いました。
縫い代には伸び止めテープを貼ったりすると縫いやすいと思います。
【エントリーでP10倍 11/1(9:59)まで】アイテープ ハーフバイアス 9mm 白 衣料用伸び止めテープ (ネコポス可) 価格:399円 |
ニット生地を縫う時は
ニット糸やニット針を使うのがベストだと思うのですが、普通の針と糸でも縫うことができます。
伸縮させたいところ(裾や袖口)は三重縫いやジグザグミシンの細かいミシン目で縫えばちゃんと伸縮性も出ますよ。
私のミシンは三重縫いという縫い目の種類がないので(1台前のミシンにはあり重宝しました)
一番細かい目のジグザグミシンで縫っています。
布端始末は大き目のジグザグミシンをかけて縫い代始末をします。
きちんと形になりました。
インナーについて
中に着るインナーは、やっぱり白が一番です。
タンクトップとかキャミソール、ブラトップとか合います。
寒くなってくると、丸襟のヒートテックインナーを買う時はちょっと注意。
えりぐり広めの鎖骨が見えるタイプを選ぶといいと思います。
妙に首元がしまっていると窮屈そうで途端に似合わなくなってしまうんですよね。
でも、寒いです。そんな時は白タートルを合わせると違和感なしで着られました。
さらに、私はいかり肩が気になるのでロングネックレスをして視線を散らします。
生地を変えてもう一枚つくりました
こちらはレーヨンというテロンした柔らかい素材が入ったボーダーニットを使いました。
肩幅広い人には横幅を目立たせてしまう横ボーダー。
前見頃はVネック効果があるから良いとして、後ろ見頃はバイアス裁ち(斜め45度に裁断すること)して作りました。横よりは斜めのほうがいいかな、って思って(笑)
バイアスとは
バイアスは斜め・斜線の意味。織物の布目の方向のことで、斜め45度に裁った布の事をいう。
まとめ
この本から作るカシュクールカットソーは本当に優秀アイテムです。
体型カバー、パンツでもスカートにも合います。
今回はほとんど生地代だけですみました。
伸び止めテープは1メートル少し使ったけど、
25メートル巻きなので20円とかです。
1480円÷2(もう一着つくれたから)=740円(1着あたり)ほどで制作できました。
生地を選ぶコツは本当に好みですけれど、
普通地のニットにするとカジュアル性が高くなり、
落ち感あるしっとりニット生地を使うとエレガントっぽくなります。
私が生地をなるべく予算をかけずに選ぶコツは
着分ワゴンコーナーをチェックします。
特にイオン系の手芸店パンドラハウスの着分売りコーナーは宝庫です。
一着分で500円から900円台で売っています。
ちょくちょくチェックしているといい布を選ぶコツもわかってきますよ。
ニットソーイングは比較的作業工程が少なく早く縫えます。
デザイン性が豊かなのは一時期は沢山着ますけれど、飽きがきたりしやすいです。
デイリーウエアを作るのが目的です。
毎日家でいる時でも誰が来てもいいように、すぐに出かけられる服が作りたいので、こんなタイプの服は重宝すると思います。