ニットの袖口や裾や襟に付けるリブの付け方は？縫い方や寸法の出し方も
リブとは？
リブってなぁに？
編み地の名前で横の伸縮性が大きいため、袖口や、靴下、襟ぐりなどに多く用いられます。
リブが自在に作れるようになると、
いろんなことが多彩にできるようになります。
たとえば、
- リブでVネックの襟ぐりを作れる
- ニットワンピースの型紙の袖を取ってノースリーブに変更する
- 子供シャツの襟サイズも自由に変えることもできます
- 既製品みたいな仕上がりのカットソーがつくれます。
- スウェットパンツを作ったり裾上げもできます。
それでは順に具体例を上げていきますね。
リブ仕上げでVネックの襟を作る方法
画像クリックで大きめになります
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画像クリックででぃあこすさんのサイトへ移動できます
リブ付け寸法の出し方
ワンピースの型紙の袖を取ってノースリーブに変更する
画像クリックで大きめになります
こちらはさきほど紹介した
青いチュニックワンピースをさらにアレンジした服で、
袖をつけずにリブしあげでノースリーブにしました。
（こちらもまだSNSでしか紹介しておりませんが後に詳細はアップしたいと思っています）
インスタグラムはこちらです↓
リブ仕上げでノースリーブにするための計算方法
袖はこのような感じにつきました。
子供シャツの襟サイズも自由に変えることもできます
方法としては全て同じなんです。
このTシャツは息子に作ったTシャツです。
無料でダウンロードできる「でぃあこす」さんの型紙を使いました。
画像はお借りしました。画像クリックででぃあこすさんのページへ移動できます。
ですが、私の生地選びが間違ってしまったんです。
とにかく伸縮性が低い生地でした。
襟ぐりを狭くして
型紙を直し、リブの巾も長さも補正しました。
ということで、また型紙のえりぐりを
好みのリブサイズの巾でインラインの長さを計算し、
全部あわせた数値をニット横で裁断し、
合印をしっかり付けて、すこし伸ばしながらつけていくんです。
ラグランTシャツの詳細や作り方はこちらの記事です↓
既製品みたいなデザインのカットソーがつくれます
裾リブの計算の仕方
紙での説明になりますが、布でも全く同じです
上の図のリブの詳しい内訳がこちら↓
前身ごろと後ろ見頃の巾をちょうど半分だったとして計算すると、84÷２＝４２42cmに縫いしろ1cm×２＝２42+２＝４４cmを２枚裁断します。（もちろん８４㎝に縫いしろをつけて裁断してもいいです）リブの巾は、このピンクのカットソーの場合は出来上がりが7㎝幅。二つ折にするから7×２＝１４cmそれに縫いしろ1㎝を両サイドに付けるから14+2＝１６cm
簡単！リブの付け方
スウェットパンツを作ったり裾上げもできます
こちらはスウェットパンツの裾上げでリブの中にゴムを入れる方法です。
以前スウェットパンツを制作したことがありました。
こちらはスキニーパンツの型紙で
裾に 足の甲からかかとが入るリブの長さを確かめて
リブを付けたところ見事にスウェットパンツになりました。
よろしければこちらもご覧になってみてくださいね。
まとめ
リブは編地の名前ですが袖や襟、すそに伸縮性のある素材でそれ風につける方法です。
リブってなぁに？
編み地の名前で横の伸縮性が大きいため、袖口や、靴下、襟ぐりなどに多く用いられます。
今までけっこうな数を縫ってきました。
リブ仕上げはニットソーイングで手作り感を表に出さないようにする一つの手段だと思っています。
インラインとアウトラインを測り、
短い方の長さ分を伸縮性素材の横幅で裁断し、
少し伸ばしながら縫い付けていくんですよ。
そうすると浮くことなく自然についてくれます。
だけども、時々伸縮性の低いニット生地もあるので、
購入する時には自分で確かめるのが一番です。
ネットショッピングの時には
項目に表示してある
伸縮性が「低い」と書かれているのはTシャツ向きではなく
短パンとかの方が向いていると思われます。
今までも沢山縫ってきたので、 まとめてみました。
参考になったな～っと思っていただけたら幸いです。
